Xcodeのカラーパレットを作るコマンドをSwiftで書いた

f:id:naoty_k:20160317020138g:plain

clrというコマンドラインツールSwiftで書いた。上のスクリーンキャストにあるようにXcodeで使うカラーパレットをターミナルから作成できる。

近年ではStoryboard(かつてはXib)がどんどん進化しているので、見た目に関する設定はコードじゃなくてStoryboardに任せたいなという気持ちがある。特に色については、コードでやろうと思うとUIColorのextensionをひとつひとつ書いていく感じになると思うけど、カラーパレットを自作する手もあるなということに最近気づいた。カラーパレットを使うと2、3回クリックするだけで色を指定できるから簡単だと思う。

技術的な解説をすると、自作したカラーパレットは実は$HOME/Library/Colors/以下に*.clrという拡張子で保存されていて、このファイルを共有すれば他の開発者とカラーパレットを共有できる。ただ、これをXcodeでポチポチ自作するのはけっこう大変なので、これをコマンドラインから作れるようにした。カラーパレットはNSColorListというOSXAppKitフレームワークにあるクラスで表されていて、-writeToFile(_:)というメソッドでファイルに出力できる。なので、NSColorListを操作するコマンドラインツールSwiftで実装した。

参考